日本人の運動能力は衰退しました。
どもども、けーおすです。
日本人の運動能力は低下しています。
これは小学生の全国体力テストの結果が裏付けする明確な結論です。
◯なぜこのようなタイトルを選んだか
それは、一般的な遊び場において様々な『禁止』がつきまとっているからです。
つい先日あった、自分の経験がこの記事を書くきっかけになりました。
◯遊ぶな!衝撃の一言!
私は少年野球をしていたこともあり、野球が好きです。
もちろん、見るだけではなく実際にプレイすること、ノックやキャッチボールもします。
ある日、友人を誘って平日の昼間にキャッチボールをしに行きました。
公園の注意書きには、『バット等のかたいものは危ないので振り回さないで』とのこと。
公園の周りにはネットが張り巡らされているため、暴投しても近所の家には迷惑をかけないし、今日はバットを持っていないため安心してキャッチボールを始めると
「ちょっとあんたたち、危ないからボール遊びはやめてちょうだい!」
と近所の方から一喝。
一旦その場ではキャッチボールをやめ、再び注意書きをみますが、そのようなことは一言も書いていませんでした。
その出来事から、数日後に何度か公園を見る機会がありましたが
運動している子供は一切なし!
ちらほら、子供の影はみるもののベンチで携帯ゲーム機で遊んでいる姿が多かったです。
自分たちが子供のころ(とはいえそれほど昔ではありませんが…)は、携帯ゲーム機はあったものの外で遊ぶ機会が結構多かったなーと感じています。
◯公園でボール遊びがダメな理由
法律上、明確に公園でボール遊びを禁止するものはないそうです。
では、なぜダメなのか。
一般的な公園では地方自治体やその地域によって管理されている場合が多いらしいです。そのなかでも、都道府県によっては禁止にする条例があったり、保護したい自然や動物が存在するために禁止にせざるおえなかったりするらしいです。
このような、『仕方なく』禁止になってしまったのなら納得がいきます。
なかには、高齢者が多く住む住宅街に点在する公園では、遊ぶ声や音がうるさいからという理由で禁止にするところもあるそうです。
多くの場合、とある公園でマナー違反があったため禁止にしたという報道を聞いて禁止にしてしまったという公園が多いのだと思います。
◯『解禁』の例も…
運動能力低下の事実を受けて、公園でのボール遊び解禁をする都道府県もあるそうです。
この例を受けて『解禁』の声も広がれば良いのですが…
運動能力の低下は、公園のボール遊び禁止だけが原因ではないと思っています。
ゲーム市場の拡大や遊び場自体の減少、運動への興味の減少など挙げたらキリがありません。
しかし、すくなくとも一つの原因であることは確かです。
一刻もはやく『解禁』の声が広まれば、少しは良くなるのではないでしょうか